人参湯(にんじんとう)
【製造元】赤尾漢方薬局
【効能又は効果】
体力虚弱で、疲れやすくて手足などが冷えやすいものの次の諸症:
胃腸虚弱、下痢、嘔吐、胃痛、腹痛、急・慢性胃炎
【服用方法】
1日服用回数・・・3回
1回分(1袋)を袋のまま沸騰後のお湯に入れ、とろ火にて煎じます。
※詳しくは袋をご覧ください。
食前(30分以前)又は、食間(食後2.3時間)に服用して下さい。
(お腹の空いているときに服用していただくのが効果的です。)
【成分】1日分(3袋分)
白朮(ビャクジュツ)・・3.0g
甘草(カンゾウ)・・・・3.0g
人参(ニンジン)・・・・3.0g
乾姜(カンキョウ)・・・3.0g
【漢方専門薬剤師からの注意点】
人参湯(にんじんとう)は冷え症で、もともと胃腸が弱い人が、冷えて下痢をしたり、冷えによって胃腸機能が減退し、食欲不振になったりした場合に使用する漢方薬です。
胃腸が冷えていると、唾が多く、尿が薄くて近く、多量に出る、胃腸機能も減退しているので、食べてもすぐに満腹になって食べられないなどの症状があります。
〓使用上の注意〓
してはいけないこと
次の人は服用しないでください。 生後3ヵ月未満の乳児
相談すること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
1)医師の治療を受けている人
2)妊婦又は妊娠していると思われる人
3)高齢者
4)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
5)次の症状のある人 むくみ
6)次の診断を受けた人 高血圧、心臓病、腎臓病
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称 |
症状 |
偽アルドステロン症、ミオパチー |
発疹・発赤、かゆみ |
3.1 ヵ月位(急性胃炎に服用する場合には5 〜 6 回、下痢、嘔吐に服用する場合には1 週間位)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
4.長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
〓保管及び取扱い上の注意〓
1)直射日光の当たらない、湿気の少ない涼しい所に保管してください。
2)小児の手の届かない所に保管してください。
3)本剤は天然物を成分としていますので、製品により若干色調が異なることがありますが、効果には変わりありません。
4)保存状態が悪いと、場合によっては虫、カビ等がつくことが考えられますので、上記の注意を必ず守ってください。